訪問看護で働くということ。その1

こんにちは。ステーション事務員 岡田です。

 

梅雨入りしてからさほど雨も降らず過ごしやすい毎日でしたが、ようやくまとまった雨が降っております。

 

なんの目的もなく、ただ思ったことをこれまで何回か書いておりましたが、そろそろメッセージ性のあるものを・・と思い、

 

今回から「訪問看護で働くということ」って?というテーマで書いてみたいと思います。

 

「その1」と銘打ってますが、「その」いくつまで続くかわかりません。

まさかの「その1」で終わりなんてことも…ふふふ(笑)

 

当たり前ですが、私は訪問看護ステーションで働いています。

採用担当者でもあるため、多くの看護師の方と話をしてきました。

 

・病院で勤めていたが、ゆくゆくは在宅医療の場でスキルアップしたいという方

・訪問看護は比較的賃金単価が高く、その中でもより高い賃金設定しているステーションで働きたいという方

・託児所併設のステーションでないと働くことが難しい方。

・長年訪問看護のステーションで働いてきたが、今の会社の方針に合わず、他の訪問看護で働きたいという方

 

これらは求職者、つまり看護師さんの想いですよね。

 

これらの想いと求人側、つまり会社の労働環境や求職者に求める条件が一致しているかどうかで、

採否の結果が生まれることになります。

 

さて、それでは会社側が考える求める人材ってどんな人なんでしょうね。

 

呼吸器、循環器、消化器、泌尿器・・・など全ての分野で十分な経験を積み、最新の医学にも精通し、在宅において完璧なアセスメントに基づいた判断を行い、必要に応じてドクター、ケアマネと連携サービスを提供する。コミュニケーション能力も高く、本人、ご家族への精神的援助も十分にできる。高齢者だけではなく、小児、障がいを持つ方への提供もできる。

そしてステーションの仲間と連携して、常にブラッシュアップしていく環境を構築している。

緊急のオンコール対応もでき、バイタリティにあふれた人材。

 

 

 

 

そんな人、いません(笑)        ※いたらゴメンナサイ

 

私には人材系の会社で働いている知人がおりますが、その知人が取引先の社長からの要望に嘆いておりました。

 

◆取引先社長の依頼

「もうすぐ総務のスタッフが退職するんだ。そこで間接部門の人材を補充したいと思う。

求めるスキル・人物像だが、

経理ができるのが最低限。経理といっても帳簿を作れるだけではなく、経営会議用の分析資料の作成もしてほしいな。

資金繰りなどの財務の管理もできて、税務面でも税理士の力を借りずに税務申告までできる人がいい。

ゆくゆくは管理者を目指してほしいのでリーダーシップがあって、協調性もあったほうがいい。

海外との契約もあるので英語が堪能で海外取引の契約書もチェックできる人。

経理とはいいながら、組織が小さいので給与計算とか人事評価もできたら、なおありがたい。

そうそう、交通費も節約したいので会社から2キロ圏内に住んでいる人がいい。要普通免許ね。

月末月初は請求業務が忙しいので10時くらいまで残業ができる人。

接遇が完璧なのは社会人として当たり前なので、よろしく。

あーそうそう、字がきれいなのはもちろんだけど、受付業務もあるので見た目や所作も洗練されているほうが・・・・

(以下省略)」

 

 

 

そんな人、いません(2回目)        ※いたらゴメンナサイ(2回目)

 

 

 

求職者(看護師)の求めること。求人側(会社)が求めること。どちらもわかりますし、おかしなことは言ってないと思います。

 

ただ、大切なのはもう一段階上位の想いがあのるか、無いかだと思います。

 

 

 

マーケティングの世界で顧客満足度(CS)という概念が生まれてすでに30年以上経ちます。※Wikipedia調べ(笑)

 

訪問看護ステーションで働くということも…つまり、サービス業として、それに集約されるのかもしれません。

 

先日、所長に同行して、とあるご利用者様が入院された病院へお見舞いへ伺う機会がありました。

 

たまたまご家族がおられ、所長がご挨拶したとたん、ご家族が涙を流され、所長への感謝の言葉をたくさんいただきました。

 

あまりの感謝の言葉に同行した私も胸が熱くなり泣きそうになりました。

 

つまり、そういうことだと思います。訪問看護で働くということは。

 

そこに価値観を持てるかどうか。

 

「その2」へつづく。…………かも。